notes
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20180417
旅をすると、その街を流れる、川に出会うことがある。 川のあるところは空がひらけ、ぎゅっとした街中の風景をほぐすように、そのなかに一瞬に風が通り抜けるように感じる。 はじめての街でも、深く呼吸できるような、すごくほっとするような気持ちになる。 水のある場所として、海はそのきっぱりとした雄大さに、頭のなかをさっと一新して空にしてくれるけれど、同じ水の場所でも川には情緒がうまれる。 人を思い出し、その思いを柔らかにつつみこむ。 長い月日、川をながめ、川とともに育ったこともあって、旅先で川に出会うと、川が流れているこの街ならば、暮らせるかもしれないといつも思う。 こどものころの日々のなか培われた記憶があって、川は故郷なのだと思う。
いつもそこにあるたしかなものとして、なつかしく、親しく、つながっているように感じる。
永遠という時間があるような
先日教えてもらった、うつくしい曲。
By This River / Brian Eno
Here we are
Stuck by this river
You and I
Underneath a sky that's ever falling down, down, down
Ever falling down
Through the day
As if on an ocean
Waiting here
Always failing to remember why we came, came, came
I wonder why we came
You talk to me
As if from a distance
And I reply
With impressions chosen from another time, time, time
From another time